魏源の墓
2020-11-10
魏源の墓は、柘林鎮易家河村の魏家山の東斜面に位置しています。墓はレンガと石で築かれ、高さ3メートル、直径8メートルです。墓の前方には石造りの馬が一対、石造りの亀が一匹配置されています。「文化大革命」初期に、この墓は盗掘されました。2009年には、一部の殉葬品が江西省文物考古研究所によって収蔵されました。墓の主である魏源は、字を文淵といい、建昌の人でした。明の永楽4年(1409年)に進士となり、官途は刑部尚書に至りました。魏源は清廉な官吏として君主を忠実に仕え民衆を愛し、皇帝から深く重用されました。1443年、足の病気のため官を辞して故郷に戻り、翌年、魏家山で亡くなりました。魏源を厚く葬り、その生涯の功績を称えるため、英宗は御葬を賜り、「文忠」という諡号を贈りました。吏部尚書の王直は彼のために「御葬神道碑記」を撰述しました。埋葬されたのは明の成化3年(1463年)のことです。
『永修県志』によると、1972年3月に省博物館により魏源の墓が整理されました。墓前には石の翁仲、石馬、漢白玉の神道碑などが置かれています。この墓は石造りの単室構造で、天井は巻棚式となっています。墓門は青石を用いて獣頭が輪をくわえた二重扉の軸受け式に彫られています。墓室は古くから盗掘されており、出土したのは龍泉豆青磁器の模倣品3点(磁器製のロウソク立て、磁器製の瓶、磁器製の皿)のみでした。これらはいずれも陰刻の文様が施され、その造形は斬新で精巧、優美かつ端正です。

明の刑部尚書・魏源の墓

魏源の墓前の石馬
豆青釉彫り獅子型燭台
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